おばさん苦手。自分もおばさんだけどさ。

すっかりなまった体を少しでも鍛えようと、平日昼間のジムに通っているのだけど。

平日午前中のジムはおばさん天国だ。

 

おばさんて、どうしてあんなに「おばさん」なんだろう。

 

狭い通路ですれちがう時も、よけたりしないし。

よけてあげても会釈とかもしないで堂々と通り過ぎるし。

 

パウダールームみたいな髪の毛乾かしたり肌のお手入れするようなところでも、

家でひとりで鏡台つかってるみたいに

ガチャーン!ドン!バン!

って、モノ置いたりどかしたりする。

すぐ隣に人がいるのに。

 

ぶつかりそうになっても

「すみません」とか言わないし。

 

ジム仲間?には笑顔だけど、通り過ぎる他人には「ジャマ!!」っていう態度隠そうともしないし。

 

狭いところ通りすぎるときに会釈したり、ぶつかりそうになったら謝ったり、大きな物音をたてないように気をつけたり、少しの気遣いでおたがい気持ちよく利用したいって思わないのかな。

 

家で旦那さんとか子供とかしかいなくて、威張ることに当たり前になってるのかな。

それとも、家ではお姑さんとかいて、旦那さんも「メシつくれ!」とか言って威張っててイラつくから外で気を使いたくないのかな。

 

わたしはこうはなりたくないなってすごく思う。

 

おばさんっていうのは、年とったから「おばさん」なんじゃなくて、ふるまいや態度が「おばさん」なんだなって実感する。

 

だから、若い「おばさん」もいるし、年とってるけど「おばさん」じゃない人もいる。

 

男の「おばさん」だっている。

 

どんなに年をとっていても、他人がそばにいるときの礼儀を忘れてない人は「おばさん」ではない。

 

 

 

わたしは立派な人間じゃないし、たいした目標や野心も抱かぬまま、専業主婦になってしまい、最近人生迷子なんだけど、ひとつ自分の人生のテーマにしようかな~と思うテーマを見つけた。

 

それは、

 

「こういう人になりたい」っていう理想を目指していきるんじゃなくて、

「こうはなりたくない」っていう人を反面教師にして、そうはならないように生きていくようにしようかな~

 

ってこと。

 

今までは、「こうなりたい」「ああいう人になりたい」みたいなのを意識して生きてきた気がする。

美しい人や、性格良い人や、仕事できる人とか見て、どこかで憧れていたような気がする。

でも、わたし根性無しだし、目指す人とかなれない。

他人になれるまでがんばれない。

 

だから、これからは「こういうふうにはなりたくない」「こういう人生だけはイヤ」「これだけはやりたくない」っていう、自分にとって「避けたいこと」を避けられる人生を目指そうかなと考えてる。

 

とりあえず、「おばさん」だけにはならないように生きていくつもり。

 

 

ということを、ジムでお風呂に入りながら考えていたよ。